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脂肪細胞のあり方から、肥満のタイプは
増殖型、肥大型、混合型の3種類にわけられます。
今回は、肥大型について見てみましょう。
◇
肥大型 ◇
肥大型の
脂肪細胞というのは ひとつひとつの
脂肪細胞の中に過量の
中性脂肪がつまって
脂肪細胞が肥大化するものです。
思春期以降によくみられる肥満症状ですね。
脂肪細胞はよく伸びるとはいえ、その肥大には
限界があることから、重度の肥満にはなりにくく、
食事療法によって解消しやすいタイプといえるでしょう。
脂肪細胞とは、ひとことでいうと
中性脂肪を
たくわえる役割をしている細胞で、その大半は
皮下脂肪 や
内臓脂肪などの形で組織を形成
しています。中でも、特にその密度が高くなっている
のは腸間膜や臀部(でんぶ)といった部分ですね。
これは、大切な身体の器官を保護するためです。
たとえば消化器官とか、女性の「子宮」といった
部分を外部の物理的刺激や 寒さによる
冷えから
守るためであるといわれています。